お金の知識

詐欺の手口を知っておこう!大切なお金を守る対策!

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コツコツと貯めてきた大切な貯蓄。

詐欺被害で失ってしまった方々のニュースは後を絶ちません。

 

詐欺を未然に防ぐ上で、手口を知っておくことは、最も有効な対策の一つだと思います

まずは警視庁の情報をもとに、特殊詐欺(振り込め詐欺や投資詐欺等の総称)の動向と手口を一緒に学んで行きましょう。

 

平成30年の特殊詐欺の動向

では近年の詐欺の動向を、「平成30年における特殊詐欺認知・検挙状況等について」(警視庁)からご紹介していきたいと思います。

 

平成30年の被害総額は356億円

1日に1億円近い被害が出ている計算になります。

とんでもない金額ですよね。

 

分かっている被害は、年間1万6千件にも上ります。

日本の人口から考えると、1万人に1人ぐらいですね。

思ってたよりはわりと少ないかな?

と油断するからこそ、注意が必要なんでしょうね。

 

1件あたりの被害額は228.9万円となっています。

 

半分以上はオレオレ詐欺

被害件数はオレオレ詐欺が約9千件と、半分以上がオレオレ詐欺となっています。

テレビであれだけ取り上げられていますが、やっぱりオレオレ詐欺が主流なんですね。

 

続いて、架空請求詐欺が4千件、還付金等の詐欺が約2千件となっています。

 

被害の78%は高齢者

やはり高齢者を中心に詐欺被害が出ているようです。

しかし、「有料サイト利用料」などの名目で行われる架空請求詐欺は、20〜50代の女性が被害の4割を占めているようですので、若い方も油断はできません。

 

キャッシュカードをこっそり交換する詐欺が急増

「キャッシュカードが不正利用されている。確認したいので、自宅に伺いたい。」と警察官や銀行職員を名乗る人物からの電話がある。

隙をみて偽物のキャッシュカードとすり替える、という手口です。

平成29年に入って急増してきているので、注意が必要です。

 

キャッシュカードは絶対に人に渡してはいけませんね。

 

詐欺の手口

詐欺認知件数のグラフ

出所:警視庁ホームページ「特殊詐欺の被害状況」

この表からも分かる通り、被害の大半は

  • オレオレ詐欺
  • 架空請求詐欺
  • 還付金等詐欺
  • 融資保証金詐欺

であることが分かります。

 

では、その手口をご紹介していきたいと思います。

 

オレオレ詐欺の手口

オレオレ詐欺のイラスト

これはもうご存知だと思います。

息子を名乗る人物から「妊娠させてしまった」「怪我をさせてしまって示談金を求められている」などと電話があり、お金をだまし取られてしまう手口です。

息子だけでなく、弁護士や警察、被害者などを名乗る人物からも電話がかかってくる場合があります。

 

お金の受け渡し方法

弁護士や会社の同僚などを名乗る第三者が取りにくる、というのが多くを占めます。

銀行での振込を指示してくる場合もあります。

 

対策

 icon-check-square-o 「自分は大丈夫」と考えない

声だけで人を判断するのは意外と難しいものです。

一度電話口の相手を家族だと思ってしまうと、なかなか疑うことができなくなりますよね。

電話口の相手が本物かどうか疑う習慣をつけておくと良いでしょう。

 

 icon-check-square-o 子供からお金の要求があれば、一度電話を切る

詐欺師は息子の緊急事態を装って、パニックにさせるよう仕向けてきます

どんな状況であれ、お金の要求があれば電話を切ってこちらからかけ直しましょう。

 

 icon-check-square-o 合言葉を決めておく

合言葉や、家族しか知らない質問を使って、本人かどうか確認をしましょう。

 

 icon-check-square-o 普段から連絡を取り合う

いつもと違う様子に気がつけるよう、頻繁に連絡を取り合っておくことも大切です。

 

 icon-check-square-o 迷惑電話防止機器を使う

呼び出し音を鳴らす前に、通話を録音しているとアナウンスしてくれる機器があります。

この段階で諦める詐欺師は多いでしょう。

 

架空請求詐欺の手口

架空請求のイラスト

有名なのは、有料サイトの利用料をメールやハガキ、電話などで請求してくるパターンです。

他にも、何かと理由をつけて「裁判になる」「財産が差し押さえられる」などと騙して、お金を請求してくる場合があります。

 

ストーリー仕立ての「劇場型」といわれる手口もあります。

「あなたには〇〇の権利がある。名義だけ〇〇円で貸してほしい。」

という誘い文句に応じた後で、

「名義を貸すと法律違反になる。裁判にかけられる。」

などと畳み掛け、弁護料や示談金などの名目でお金を要求されます。

 

お金の受け渡し方法

電子マネーやプリペイドカード、郵便や宅配便での現金の送金、、コンビニ収納代行サービス、銀行振込などで支払いを要求されます。

 

対策

 icon-check-square-o 身に覚えのない請求には応じない

基本的に、有料サイトは事前に支払い情報を登録するものがほとんどです。

後になって利用料を請求してきた場合は、まず疑ってかかりましょう。

 

 icon-check-square-o サイト閲覧中の突然の請求画面は無視する

いわゆるワンクリック詐欺というものです。

サイトを閲覧しただけでは、相手は個人を特定することはできませんので、無視しても何も問題はありません。

 

 icon-check-square-o メールでの請求も無視して問題ない

メールアドレスはあらゆる場所から漏れてしまいます。

メールアドレスだけでは個人は特定できないので無視して構いません。

 

 icon-check-square-o 記載されている連絡先に問い合わせない

メールやハガキで送られてきた請求に焦って連絡してしまうと、詐欺師にカモだとマークされてしまいます。

また、個人情報を教えてしまうきっかけとなりますので、こちらから問い合わせないようにしましょう。

 

 icon-check-square-o 裁判所からのハガキは、連絡先が本物かどうか確認する

書いてある電話番号にそのまま電話をしてはいけません。

電話番号が正しいものかどうか、「104」やインターネットを使って必ず確認しましょう。

 

 icon-check-square-o 心配なら消費者センターに連絡を

もし請求が正しいものか、わからない場合は消費者センターに相談してみましょう。

「188」(消費者ホットライン)は全国共通で問い合わせが可能です。

icon-link 消費者庁「消費者ホットラインページ」

 

還付金詐欺の手口

還付金詐欺のイラスト

医療費、年金、保険料、税金などの払いすぎた分を返還すると騙して、お金を振り込ませる手口です。

 

お金の受け渡し方法

ATMまで行くよう指示され、電話口で言われる通りに操作していると、相手にお金が振り込まれてしまいます。

また相手が訪問してきて、キャッシュカードを預かるという場合もあります。

 

対策

 icon-check-square-o ATMでの手続きは詐欺

ATMでお金が返ってくることはありません。

ATMの操作を指示されれば必ず詐欺を疑いましょう。

 

 icon-check-square-o キャッシュカードは人に預けない

公的機関の職員がキャッシュカードを預かることはありませんので、渡さないようにしてください。

暗証番号も教えてはいけません。

 

 icon-check-square-o お金のことは周りに相談する

お金の手続きなどは一人でやらず、家族に相談してから行うようにしましょう。

 

融資保証金詐欺の手口

融資保証金詐欺のイラスト

融資するとみせかけて、担保となる保証金を要求する手口です

ハガキ、チラシ、メール、電話などで融資をもちかけてきます。

実在する金融会社のロゴマークなどを使って、偽装するケースもあります。

 

お金の受け渡し方法

銀行振込、郵便、宅配便などでお金を要求されることが多いようです。

 

対策

 icon-check-square-o 融資前の保証金は詐欺を疑う

融資の前に保証料や手数料の振込を要求された場合は、詐欺を疑いましょう。

 

 icon-check-square-o ハガキやチラシの相手が大手金融業者であっても信用しない

偽物の可能性がありますので、疑ってかかるようにしましょう。

連絡先が正しいものかどうか、事前に確認しましょう。

 

 icon-check-square-o 正規の貸金業者かどうか確認する

金融庁のホームページから、正規の貸金業者かどうか確認することができます。

icon-link 金融庁「登録貸金業者情報検索サービス」

 

 

私が目にした詐欺の事例

今回出てきたもの以外にも、私が目にしたことのある詐欺をご紹介していきたいと思います。

 

ネット通販には多くの詐欺業者が存在する

ショッピング詐欺のイラスト

私もアマゾンマーケットプレイスで商品を注文したところ、消耗品であるにもかかわらず、使用済みのものが届いたことがあります

確かに他に比べると少し安い商品でしたが、まさかでしたね。

 

Amazonには詐欺業者がたくさんいる

Amazon内にはAmazonが直接販売しているものと、他の業者が販売している「マーケットプレイス」の商品があります。

Amazonが直接販売する商品は安心ですが、マーケットプレイスの商品には詐欺出品者が多く存在します

他と比べて明らかに安い業者は特に注意が必要。

実際注文しても商品が実際と違ったり、届かない場合があります

 

またレビューの偽装は横行しており、あまり信用できません。

数百のレビューがついている商品も、レビューをよく見てみると、そのほとんどが片言だったりします。

試しにAmazonで「モバイルバッテリー」と検索すると、片言のレビューを多く見つけることができるでしょう。

 

購入前に「不自然に安くなっていないか」「出品者の情報に不自然な点はないか」「レビューなどに違和感はないか」確認する必要がありますね。

心配であればAmazonが直接販売している商品を買うようにしましょう。

 

訳もなく安くなっている商品に注意

Googleで商品名を検索すると、訳もなく全品30%オフされているようなサイトを見かけることがあります。

その大体は日本語表記がおかしく、詐欺サイトである可能性が高いです。

 

知らないサイトでの購入は、特に注意が必要です。

サイト内に不審な点がないか、事前にしっかり確認しておく必要があります

できれば業者についての情報を検索してみると良いと思います。

 

儲け話の詐欺

儲かるという話には詐欺がとても多いので、注意してください。

 

情報商材詐欺

お金儲けの方法を教えると言って、お金をだまし取る手口です。

SNSやウェブサイト上に多く存在し、その大半が実際には儲かることのない薄っぺらい情報のようです。

中にはギャンブルの必勝法やネズミ講のようなものも含まれています

 

大体は向こうからダイレクトメッセージなどで連絡があり、一度会って話がしたいと持ちかけてきます。

 

儲け話を売り込んでくる時点で、儲からないことは明らかなので、向こう側からアプローチがある場合は詐欺だと考えたほうが良いでしょう。

 

投資系の詐欺

貴金属や未公開株への投資を持ちかけ、お金をだまし取る手口です。

ウェブサイトやメール上でも見かけますし、電話がかかってくる場合もあるようです。

やはり向こう側から儲け話を持ちかけられる場合は、詐欺の可能性が高いので、注意しましょう。

 

 

まとめ

詐欺反対のイラスト

振り込め詐欺の被害にあっても、ほとんどの場合、お金を取り戻すことはできないようです。

日頃からの注意が一番の予防策なので、自分は大丈夫と思わずに、お金の話は誰かに相談するようにしましょう。

 

思わぬ緊急事態にパニックになってしまうと、冷静に判断できなくなってしまうので、お金は要求されてもすぐに渡してはいけません

今も毎日1億円近いお金が詐欺によって失われていますので、貯蓄を守るためにも日頃から注意しておきたいですね。

 

 

 

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